ホットクックで調理するときに塩分濃度を0.6%にすると、誰でも簡単においしい料理を作ることができるんですね。
塩分濃度の計算というと難しいのかなと思うかもしれませんが、
というように、簡単に計算できるので心配ないですよ。
また、塩以外の調味料を使う場合の調味料の量の計算も
とすると、簡単に計算することができるんですよね。
ただ、この計算式だとちょっと面倒だなと感じる方もいるかもしれませんね。
そんな方にはもっと簡単に計算できるように、それぞれの調味料の塩分量パーセンテージを一覧表にしてみたので、そちらを参考にしてみてくださいね。
ホットクックの塩分濃度は0.6%がおいしい!?
料理をおいしく作るコツは、
・塩加減
ということなんですよね。
この点、ホットクックで料理を作る場合には、この“火加減”を自動で調整してくれるので、ほったらかしでも大丈夫なんですね。
ですから、あとは“塩加減”をきちんと決めることができれば、おいしい料理を作ることができるというわけなんですよね。
ここで、人がおいしいと感じる塩分濃度は0.8%と言われているんですね。
それはなぜかというと、人間の体液の塩分濃度が0.8~0.9%なので、この塩分濃度に近いものを口にすると脳が本能的においしいと感じるということなんですね。
でも、ホットクックでは素材の栄養素や旨みを逃さずにギュッと凝縮して調理することができるので、塩分濃度0.6%でも「おいしい!」と感じることができるんですよね。
ですから、ホットクックでは塩分濃度0.6%で調理をすると失敗することなくおいしい料理を作ることができるんですね。
ただ、我が家は元々薄味が好みなので、塩分濃度0.5%で調理しているのですが、それでも十分おいしいんですよね。
もう今となっては、塩分濃度0.5%でないとしょっぱいと感じるくらいなんですね。
でも、はじめてホットクックで調理するという方は、いきなり塩分濃度0.5%にしてしまうと、味が薄くておいしくないと感じるかもしれませんね。
そこで、なるべく減塩で料理を作りたいと思っている方は、はじめは塩分濃度0.6%で作ってみてその味に慣れてから、次は0.5%というように塩分濃度を下げていくとよいかもしれません。
ホットクックの塩分計算1 塩分濃度0.6%の計算方法
さて、ホットクックの塩分濃度は0.6%がおいしいということですが、この塩分0.6%の計算方法はどうすればよいでしょうか。
これは簡単なんですね。
ということなんですね。
ここで、総重量とは、食材(肉・魚・野菜など)や水など、料理に使う材料の合計の重さなんですね。
塩分0.6%を計算する具体的な手順としては、
2.内鍋を量りに載せてゼロにリセットする。
3.内鍋に材料を入れ(水を加える料理の場合は水も入れる)、総重量を量る。
4.総重量×0.6%の塩を加える。
例えば、総重量が500gだとすると、
800g×0.6%=4.8g
ということで、4.8gの塩を加えるということになるんですね。
ここで、総重量を量るときに、3kgくらいまで量れて、0.1g単位で計測できる電子スケールがあると便利なんですよね。
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ホットクックでは塩分濃度0.6%がおいしいと言われていますが、使う食材や料理によっては、薄いと感じたり濃いと感じたりすることもあるかもしれませんね。
そんなときは、ご自分の好みで塩分濃度を薄くしてみたり濃くしたみたりして調整してみるとよいですね。
また、おいしい塩を使うと、より一層素材の旨みが引き出されて料理がおいしくなるんですよね。
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ホットクックの塩分計算2 塩以外の調味料の塩分濃度0.6%の計算方法
では、塩以外の調味料の塩分濃度0.6%の計算方法はどうすればよいでしょうか。
この点、調味料によって含まれる塩分量が異なるんですね。
ですから、次のような手順で、料理に入れる調味料の量を計算するんですね。
2.その調味料の塩分含有率を計算する。
3.総重量×0.6%÷使う調味料の塩分含有率=料理に入れる調味料の量
ここで、調味料の塩分量を確認する場合は、調味料の栄養成分表示を見ればいいんですね。
例えば、15ml(大さじ1杯)の醤油の食塩相当量が2.4gと表示されているとすると、
2.4g÷15ml×100=16%
ということで、この醤油の塩分含有率は16%ということになるんですね。
そして、総重量が800gの材料に塩分濃度0.6%の醤油をどれくらい加えればよいかというと、
800g×0.6%÷16%=30g
ということになるんですね。
ただ、調味料を使う度に、1~3の作業をするのはちょっと面倒ですよね。
そこで、あらかじめそれぞれの調味料の塩分含有率を一覧表にしてみました。
調味料 | 塩分含有率 |
醤油 | 16% |
味噌 | 12% |
塩麴 | 10% |
醤油麹 | 6.4% |
ウスターソース | 8.4% |
ケチャップ | 3.3% |
マヨネーズ | 2.3% |
ポン酢 | 8.6% |
オイスターソース | 11.4% |
豆板醤 | 17.8% |
コチュジャン | 7.0% |
甜麵醬 | 6.0% |
ナンプラー | 21.7% |
この一覧表を基にすれば、その都度わざわざ調味料の塩分含有率を計算する必要がないので楽ですね。
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調味料の塩分量パーセンテージの一覧表
そして、それぞれの調味料の塩分含有率が分かれば、総重量に対する調味料の塩分量パーセンテージも分かるんですね。
そうすると、
ということになるんですね。
例えば、醤油の塩分含有率が16%ということなので、塩分濃度を0.6%にする場合の醤油の塩分量パーセンテージは、
0.6%÷16%=3.75%
ということになるので、
の計算式に当てはめれば、料理に使う醤油の量が分かるんですね。
ですから、総重量が800gだとすると、
800×3.75%=30g
ということで、30gの醤油を加えるということになりますね。
また、醤油の塩分濃度を0.5%にしたときには、
0.5%÷16%≒3.12%
総重量×3.12%
800×3.12%=24.96g
ということになるんですね。
この調味料の塩分量パーセンテージも、その都度計算すると大変なので、あらかじめそれぞれ調味料ごとの塩分量パーセンテージを塩分濃度ごとに一覧表にしてみました。
調味料 | 塩分濃度0.5% | 塩分濃度0.6% | 塩分濃度0.7% | 塩分濃度0.8% |
醤油 | 3.12% | 3.75% | 4.37% | 5.0% |
味噌 | 4.16% | 5.0% | 5.83% | 6.66% |
塩麴 | 5.0% | 6.0% | 7.0% | 8.0% |
醤油麹 | 7.81% | 9.37% | 10.93% | 12.50% |
ウスターソース | 5.95% | 7.14% | 8.33% | 9.52% |
ケチャップ | 15.15% | 18.18% | 21.21% | 24.24% |
マヨネーズ | 21.73% | 26.08% | 30.43% | 34.78% |
ポン酢 | 5.81% | 6.97% | 8.13% | 9.30% |
オイスターソース | 4.38% | 5.26% | 6.14% | 7.01% |
豆板醤 | 2.80% | 3.37% | 3.93% | 4.49% |
コチュジャン | 7.14% | 8.57% | 10.0% | 11.42% |
甜麵醬 | 8.33% | 10.0% | 11.66% | 13.33% |
ナンプラー | 2.30% | 2.76% | 3.22% | 3.68% |
調味料の塩分量パーセンテージの具体的な使い方
上記の表を基にして、それぞれの塩分濃度で、
というように計算すると、簡単にその料理に必要な調味料の量が分かるんですね。
例えば、塩分濃度0.5%で料理を作るときは、総重量が800gの場合の調味料の量は、
醤油:800g×3.12%=24.96g
味噌:800g×4.16%=33.28g
塩麴:800g×5.0%=40.0g
醤油麹:800g×7.81%=62.48g
というように計算していけばいいんですね。
こうやって調味料の量を計算すると、いつでもおいしい料理を簡単に作ることができるんですよね♪
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ホットクックの塩分計算3 複数の調味料を使う場合
それでは、複数の調味料を使って料理をする場合の塩分計算はどうなるでしょうか。
塩分濃度(%)から調味料の量を計算する方法
塩分濃度(%)から調味料の量を計算する場合には、
というように計算すればいいんですね。
例えば、総重量800gの塩分濃度0.6%で、醤油と味噌を3:1の割合で使う場合は、
醤油の使用量は、
800g×75%×3.75%=22.5g
味噌の使用量は、
800g×25%×5.0%=10g
ということで、醤油22.5gと味噌10gを合わせて、料理に加えるということになるんですね。
塩の重量から調味料の量を計算する方法
塩の重量から、使う調味料の量を計算する場合には、
というように計算すればいいんですね。
4.8gの塩分を含む醤油の量は、
4.8g÷16%=30g
ということになるんですね。
ホットクックの塩分計算4 3つの注意点とは?
ここで、ホットクックの塩分計算をする場合は、
2.骨付き肉は骨の重量を差し引いて塩分計算をする
3.加工食品は食材に含まれるナトリウムに気を付ける
という3つのことに注意する必要があるんですね。
料理の出来上がりの総重量に対して塩分計算をする
まず、料理の出来上がりの総重量に対して塩分計算をすることが重要なんですね。
無水調理の場合は水を加えないので料理の出来上がりの総重量はそれほど変わらないのですが、水を加えて調理する場合は水分が蒸発するので水の量が減ってしまうんですね。
ですから、調理前の総重量を考慮するときに、例えば、水500gを加える場合、
総重量=食材の重さ+水500g
として塩分計算をしてしまうと、調理の途中で水分がいくらか蒸発するので、出来上がりの料理がしょっぱくなってしまうんですね。
ですから、水を加えて調理する場合は、調理前の総重量から若干水の量を減らして塩分計算するようにした方がよいですね。
骨付き肉は骨の重量を差し引いて塩分計算をする
また、骨付き肉を使う場合は、骨の部分は食べることができないので、調理前の総重量を考慮するときに、骨の部分の重量を差し引いて塩分計算をした方がよいですね。
この骨の部分の重量を差し引いた重さは、例えば、「鶏手羽元 可食部」というように、ネットで「食材名+可食部」で検索すると、簡単に可食部の割合を調べることができるので便利ですね。
加工食品は食材に含まれるナトリウムに気を付ける
そして、ハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工肉やさば缶やトマト缶などの缶詰にはほとんどナトリウムが含まれているので、その分を考慮して塩分計算をした方がよいですね。
加工食品を加える場合には、まず栄養成分表示を見てナトリウムの量を確認します。
例えば、トマト缶400gの中に8mgのナトリウムが含まれているとすると、このナトリウムを食塩相当量に換算する必要があるんですね。
ここで、ナトリウムの食塩相当量は、
で計算することができるんですね。
8mg×2.54÷1000≒0.02g
ということで、0.02gの食塩相当量が含まれていることになるんですね。
ですから、この0.02gの食塩相当量を差し引いて塩分計算をしないと、出来上がりの料理がしょっぱくなってしまうんですね。
この点も注意した方がよいですね。
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まとめ
というわけで、ホットクックの塩分計算について見てきました。
ホットクックで調理すると、素材の栄養素と旨みを逃さずにギュッと凝縮して調理することができるので、少ない塩分でもおいしいと感じることができるんですよね。
まずは、塩分濃度0.6%で作ってみて、それよりも塩分濃度が少なくても大丈夫そうだなと思ったら、塩分濃度0.5%にしてみるというように段階的に塩分量を減らしていくとよいと思います。
そして、塩以外の調味料を使う場合には、それぞれの調味料の塩分量パーセンテージの一覧表を冷蔵庫などに貼っておくと、使う調味料の量を計算するときに便利ですね。
いきなり複数の調味料を使うと計算がちょっとややこしいので、はじめは1つの調味料を使って調理をして、慣れてきたら複数の調味料を使うようにするとよいかもしれませんね。
ホットクックで塩分計算をして調理すると、誰でも簡単においしい料理を作ることができるので、塩分計算をするのを習慣化していくとよいですね。
このときに、3kgくらいまで量れて、0.1g単位で計測できる電子スケールがあるととても便利なんですよね。
この電子スケールがあれば、きちんと塩分計算をすることができるので、誰でも失敗することなくいつでもおいしい料理を作ることができるんですよ。