最近では、オーブントースターにもいろいろな機能が付いたものが販売されていて、どれを選んだらよいのかと悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、人気のオーブントースター、パナソニックNB-DT51と象印こんがり倶楽部ET-GM30の違いを比較してみました。
NB-DT51とこんがり倶楽部ET-GM30の違い1 同時に焼ける食パンの枚数が違う
パナソニックNB-DT51と象印こんがり倶楽部ET-GM30の一番の違いは、同時に焼くことができるトーストの枚数ではないでしょうか。
パナソニックNB-DT51は、コンパクトオーブンと言うだけあって、同時に焼くことができるトーストは2枚までなんですね。
そして、ピザも直径22cmくらいの大きさまでしか焼くことができません。
これに対して、象印こんがり倶楽部ET-GM30は、奥行29.5cmの「ビッグ＆ワイド庫内」となっているので、トーストは同時に4枚焼くことができますし、直径25cmのピザを丸ごと焼くこともできて、グラタン皿も3枚同時に焼くことができるんです。
ですから、朝の忙しい時間に、トーストを同時に4枚焼けないと困るという方は、象印こんがり倶楽部ET-GM30を選んだ方がよいかもしれませんが、
一人暮らしでキッチンもあまり広くないという方は、本体サイズが、33.1cm×30.5cm×26.3cmとコンパクトなパナソニックNB-DT51を選ぶようにするとよいかもしれませんね。
NB-DT51とこんがり倶楽部ET-GM30の違い2 サクふわのトーストが焼けるか？
では、パナソニックNB-DT51と象印こんがり倶楽部ET-GM30では、トーストの焼き具合はどう違うのでしょうか。
確かに、どちらのオーブントースターも本当においしいトーストを焼くことができます。
パナソニックNB-DT51は、本体上部に遠赤外線ヒーターと近赤外線ヒーターを1本ずつ、下部に遠赤外線ヒーターを1本搭載していて、メニューに合わせて3本のヒーターを独立制御し、細かく温度管理をして、「遠近赤外線ダブル加熱」で、焼きムラのないカリッとしたおいしいトーストを焼き上げてくれます。
これに対して、象印こんがり倶楽部ET-GM30は、「サクふわトースト」コースが搭載されているんですね。
従来のおいしいトーストの焼き方は、最大温度で短時間で一気に焼き上げることにより、パンの内部に水分を残しつつ、表面はサクッとした食感に仕上げるというものだったんですが、
この「サクふわトースト」機能では、最大温度で焼き始めて、途中でパンの表面に焦げ目がつかない程度の中温で焼くことにより、サクッとした食感に焼ける層の厚みを増やし、最後に一気に火力を上げて、最大温度で表面にこんがりと焼き色をつけて焼き上げることにより、表面はサクッと、中はふわっとした食感の「サクふわトースト」に仕上げることができるようになったんです。
このように、従来の焼き方にさらに改良を加えて、「サクふわトースト」を焼き上げているので、この「サクふわトースト」コースで焼き上げたトーストは、今までのトーストとは一味違って、本当にサクッサクふわっふわに仕上がっているんですね。
この「サクふわトースト」が本当においしいんですよね。毎朝トーストを食べるのが待ち遠しくなります。
この「サクふわトースト」をぜひ食べてみたいという方は、象印こんがり倶楽部ET-GM30を選んでみるとよいかもしれませんね。
ただ、このトーストの焼き上がりの好みは、人それぞれですので、必ずしも、象印こんがり倶楽部ET-GM30で焼いたトーストの方がおいしいということではありませんが・・・
NB-DT51とこんがり倶楽部ET-GM30の違い3 ドライ機能が付いているか？
次に、パナソニックNB-DT51と象印こんがり倶楽部ET-GM30の違いとして大きいのが、ドライ機能が付いているかどうかということではないでしょうか。
このドライ機能は、パナソニックNB-DT51独自の機能で、湿気てしまったポテトチップスなどのスナック菓子やおせんべいなどを開封し立てのようにパリッパリに蘇らせることができるんですね。
普通のトースターで、このように湿気てしまったポテトチップスをパリッとさせようとすると、黒焦げになってしまって失敗してしまうので、このドライ機能はかなり便利ですよね。
一度開封したポテトチップスやおせんべいなど一袋食べ切ることができなくて、残りを保存しておいた場合にも、開封し立てのようにパリパリでおいしいポテチやおせんべいを食べることができるととてもよいですね。
また、スナック菓子やおせんべいだけでなく、湿気てしまった海苔などもパリッとさせることができますし、おつまみのさきいかなどもカリッと香ばしくなっておいしさを増すので、このドライ機能、意外にも使い道が多いんですね。
このドライ機能は、パナソニックNB-DT51にしか搭載されていない機能なので、ぜひポテチやおせんべいをパリパリに復活させたいという方は、パナソニックNB-DT51を選ぶとよいかもしれませんね。
NB-DT51とこんがり倶楽部ET-GM30の違い4 ガラス扉を取り外せるか？
また、パナソニックNB-DT51と象印こんがり倶楽部ET-GM30の違いとして挙げることができるのが、ガラス扉を取り外すことができるかどうか、ということなんですね。
オーブントースターは、頻繁に使うキッチン家電ですから、日々のお手入れが簡単かどうかも非常に大事ですよね。
焼き網やパンくずトレイを取り外して丸洗いすることができるオーブントースターは多いですが、象印こんがり倶楽部ET-GM30は、前面のガラス扉も取り外して洗うことができるので、とても便利で、いつも清潔に保つことができてとてもよいですね。
ガラス扉も取り外して洗いたいという方は、象印こんがり倶楽部ET-GM30を選ぶとよいかもしれませんね。
NB-DT51とこんがり倶楽部ET-GM30の共通点とは？
このように、パナソニックNB-DT51と象印こんがり倶楽部ET-GM30の違いを述べてきましたが、この2つのオーブントースターには共通点もあるんですね。
まず、どちらもボタンを押すだけで温度と時間を自動設定してくれるオートメニューを搭載しているんですね。
パナソニックNB-DT51は、常温と冷凍を切り替えることができる「トースト」キーのほか、「ロールパン」「惣菜パン」「冷凍ピザ」「フライ温め」「焼きいも」「パックもち」メニューの7つのオートメニューを搭載しています。
これらのオートメニューがとても便利で、クロワッサンもサクサクに温まりますし、惣菜パンもお店で焼き立てを買ってきたみたいにおいしく仕上がりますし、天ぷらや唐揚げなどの揚げ物もまるで揚げ立てのように、サクッとジューシーになるんですね。
これに対して、象印こんがり倶楽部ET-GM30は、「トースト」「冷凍トースト」「サクふわトースト」「ピザ」「冷凍ピザ」「ロールパンあたため」「フライあたため」の7つのオートメニューキーを搭載しています。
「サクふわトースト」は、象印こんがり倶楽部ET-GM30独自のおいしいトーストを焼き上げるオートメニューキーですが、他のメニューは、パナソニックNB-DT51のメニューとそれほど違いはありませんね。
象印こんがり倶楽部ET-GM30は、「焼きいも」「パックもち」のオートメニューキーを搭載していませんが、手動で温度設定と時間設定をすれば、おいしい焼き芋を作ることができますし、またお餅もこんがりとおいしく焼き上げることができます。
この点、自分で温度と時間を設定するのが面倒だという方は、パナソニックNB-DT51を選んだ方がよいかもしれませんね。
次の共通点としては、どちらも手動で温度調節とタイマー設定をすることができるので、グラタンやラザニアなどのオーブン料理やクッキーやケーキなどのお菓子作りも簡単にすることができて、お料理の幅も広がりますね。
ただ、この温度調節の幅が、パナソニックNB-DT51は、120℃～260℃まで8段階の温度調節ができるのに対して、象印こんがり倶楽部ET-GM30は、80℃～高温250℃まで10℃刻みで温度調節をすることができるというように、ちょっとした違いがあります。
ですから、ご自分が作りたい料理の調理温度に合わせて、オーブントースターを選ぶようにするとよいかもしれませんね。
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まとめ
というわけで、パナソニックNB-DT51と象印こんがり倶楽部ET-GM30の違いを比較してみましたが、
・トーストを4枚同時に焼きたい場合は象印こんがり倶楽部ET-GM30がよい。
・サクふわトーストを食べてみたい場合は象印こんがり倶楽部ET-GM30がよい。
・ポテチをパリパリに蘇らせたい場合はパナソニックNB-DT51がよい。
・ガラス扉を取り外して洗いたい場合は象印こんがり倶楽部ET-GM30がよい。
・焼き芋とパック餅のオートメニューキーがある方がよい場合はパナソニックNB-DT51がよい。
ということを考慮して、ご自分に合ったオーブントースターを選ぶようにするとよいのではないでしょうか。
