最近、忙しい共働き家庭の方や小さいお子さんがいる家庭の方に、「鍋に付きっきりでいる必要がなく、ほったらかしで料理を作れてとても便利!」と大人気なのが、自動調理鍋なんですね。
その中でも、人気の自動調理鍋が、「シャープ ヘルシオ ホットクック」と「siroca(シロカ)クックマイスター」なんですが、これら2つの違いがよくわからず、どちらを購入したらよいのかと悩んでいる方もいるかもしれませんね。
そこで、今回は、この「シャープ ヘルシオ ホットクック」と「siroca(シロカ)クックマイスター」の違いを比較してみました。
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「シャープ ヘルシオ ホットクック」と「siroca(シロカ)クックマイスター SP-D131」の一番の違いは、基本的に、ホットクックは無水自動調理鍋で、クックマイスターは電気圧力鍋という点ではないでしょうか。
ホットクックは、水を加えずに、野菜などの食材に含まれる水分を活用して調理するので、ビタミンCや葉酸などの栄養素をたっぷりと残すことができ、食材そのものの旨みも逃がすことなくギュッと閉じ込めることができるので、少ない塩分量でもおいしくヘルシーな料理を作ることができるんですね。
これに対して、シロカ クックマイスター SP-D131は、基本的に、圧力調理を得意とし、マイコン制御で、具材をセットしてボタンを押して、あとはほったらかしにしておけば、短時間でふっくらとやわらかなおいしい料理を仕上げることができるんです。
ですから、ホットクックとシロカ クックマイスター SP-D131の最大の違いは、「圧力調理」をするか否かという点になりますね。
そして、ホットクックとシロカ クックマイスター SP-D131の共通点としては、
・無水調理ができる
・スロー調理ができる
・プリセットメニューで自動調理ができる
・蒸し料理ができる
というものがありますね。
通常、沸騰させずにじっくりコトコトと煮込む「スロー調理」をするためには、スロークッカーなどの調理家電が必要なのですが、ホットクックやシロカ クックマイスター SP-D131では、この「スロー調理」をすることができるので、とても便利ですね。
また、一般的な電気圧力鍋では、「無水調理」ができないものが多いのですが、このシロカ クックマイスター SP-D131では、無水調理もすることができるのでとてもよいですね。
そして、どちらもプリセットメニューが搭載されていて、簡単に自動調理ができるのですが、シロカ クックマイスター SP-D131のプリセットメニューは、無水カレー・カレー・肉じゃが・豚の角煮・さんま煮・ポトフ・白米・玄米の8種類なんですね。
これに対して、ホットクックは、KN-HT99A(1.6L)では、自動調理メニューは85種類、KN-HT24B(2.4L)では、119種類、さらにKN-HW24C(2.4L)では、130種類に増えて、シャープ独自のAIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」からも新たなメニューを追加することができるようになっています。
ですから、自動調理メニューが多い方がよいという方は、ホットクックを選ぶとよいかもしれませんね。
ホットクックとシロカ クックマイスターの違いその2 かき混ぜ機能があるか?
また、「シャープ ヘルシオ ホットクック」と「siroca(シロカ)クックマイスター SP-D131」の違いで大きいのが、かき混ぜ機能が付いているかどうかということではないでしょうか。
ホットクックの便利なところは、調理するメニューに合わせて、絶妙なタイミングで自動で具材をかき混ぜてくれるので、調理の途中で、わざわざ自分で具材をかき混ぜなくてよいという点ですよね。
これに対して、シロカ クックマイスター SP-D131には、この機能が付いていないので、例えば、圧力調理でカレーを作るときは、カレールーを最初から具材と一緒に入れることができず、加圧調理が終わった後に、カレールーを入れて、蓋を開けたまま圧力調理で加熱して、とろみが付いたらかき混ぜて完成!ということになります。
それほど面倒な作業というわけではありませんが、自分でかき混ぜるのが面倒だと感じる方は、自動でかき混ぜてくれるホットクックを選ぶとよいかもしれませんね。
ホットクックとシロカ クックマイスターの違いその3 予約調理ができるか?
次に、「シャープ ヘルシオ ホットクック」と「siroca(シロカ)クックマイスター SP-D131」の違いとして大きいのが、予約調理ができるかどうかということではないでしょうか。
ホットクックには、朝セットしておけば、夕方に帰宅したときに出来立てのアツアツの料理を食べることができる「予約調理機能」が付いているんですね。食材の衛生面に配慮した温度帯に自動調節してくれるので、食材の腐敗の心配をする必要もなく安心して調理することができて、とても便利なんですよね。
これに対して、シロカ クックマイスター SP-D131は、予約調理することができるのは、白米と玄米の炊飯だけなんですね。
ですから、どうしても予約調理機能を使いたいという方は、ホットクックを選ぶとよいですね。
ホットクックとシロカ クックマイスターの違いその4 大きさやサイズ、容量、重さは?
そして、「シャープ ヘルシオ ホットクック」と「siroca(シロカ)クックマイスター SP-D131」の違いとして忘れてはならないのが、大きさやサイズ、容量、重さですよね。
ホットクックの容量は、1.6Lと2.4Lのものがあります。1.6Lだと量が少ないなと思う方は、2.4Lのものを選んだ方がよいかもしれませんね。
そして、サイズや重さですが、1.6Lのサイズは、幅36.4×奥行28.0×高さ22.4cmで、重さが5.2kg、2.4Lのサイズは、幅39.5×奥行30.5×高さ24.9cmで、重さが6.5kgとなっています。
これに対して、シロカ クックマイスター SP-D131の容量は、1.3L、サイズは、幅22.0×奥行23.8×高さ24.9cm、重さが2.7kgとなっています。
比較してみると、シロカ クックマイスター SP-D131は、本当にコンパクトサイズだなという感じですね。他の自動調理鍋と比べて、容量が少なめですから、一人暮らしの方や夫婦二人という方、多くても3人家族という方くらいまでが丁度よい量かなと思います。
ホットクックとシロカ クックマイスターの違いその5 価格はどうか?
最後に、「シャープ ヘルシオ ホットクック」と「siroca(シロカ)クックマイスター SP-D131」の違いとして価格の違いがありますね。
シロカ クックマイスター SP-D131は、価格が1万円台とお手頃価格なので、はじめて自動調理鍋を使ってみたいという方には、コスパもよく最適かもしれませんね。
まとめ
というわけで、「シャープ ヘルシオ ホットクック」と「siroca(シロカ)クックマイスター SP-D131」の違いを比較してみましたが、
・圧力調理をしたい場合には、シロカ クックマイスターの方がよい。
・自動調理メニューが多い方がよいという場合には、ホットクックの方がよい。
・自動で具材をかき混ぜてほしい場合には、ホットクックの方がよい。
・予約調理をしたい場合には、ホットクックの方がよい。
・シロカ クックマイスターは、コンパクトサイズで少ない容量でも十分な方に向いている。
・シロカ クックマイスターは、お手頃価格の自動調理鍋を探している方に向いている。
ということを考慮して、ご自分に合った自動調理鍋を選ぶようにするとよいのではないでしょうか。
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