最近では、自宅で手軽においしいコーヒーが飲めるということで、コーヒーメーカーが大人気なんですよね。
でも、毎日のようにコーヒーを淹れていると壊れてしまったり、コーヒーメーカーの寿命で使えなくなってしまうことがありますね。
コーヒーメーカーを修理するための部品を保有する期間は一般的に生産終了から5年ということが多いので、それ以上経過してしまうと、部品が手に入りにくくなり修理することはほぼ不可能ということになります。
そうなると、どんなに気に入っていたコーヒーメーカーでも処分しなければならなくなりますね。
とは言え、いざ処分するとなると、その処分方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、コーヒーメーカーは粗大ゴミになるのかどうか、コーヒーメーカーの大きさや自治体による処分方法の違いなど、コーヒーメーカーの処分方法についてまとめてみました。
コーヒーメーカーは粗大ゴミか不燃ゴミか?大きさによる違い
まず、コーヒーメーカーが粗大ゴミになるのか、不燃ゴミになるのかということが気になりますよね。
この点、粗大ゴミになるのか不燃ゴミになるのかは、コーヒーメーカーの大きさにより判断されるんですね。
コーヒーメーカーと一口に言ってもいろいろな種類があって、20cmくらいの小型のものもあれば、40cmくらいの大型のものもあり、その大きさも異なりますよね。
ここで、不燃ゴミになるのか粗大ゴミになるのかは、各自治体によって異なるので、ご自身のお住まいの自治体の「粗大ゴミ回収センター」で確認するとよいですね。
例えば、東京都渋谷区の場合は、一辺の長さが30cm未満の場合は「不燃ゴミ」として、30㎝を超える場合は「粗大ゴミ」として取り扱われます。
この点、シロカ カフェばこ SC-A371のサイズは、幅16.2cm×奥行28cm×高さ26.4cmとなっているので、「不燃ゴミ」として取り扱われますね。
これに対して、パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57のサイズは、幅22.0cm×奥行24.5cm×高さ34.5cmとなっているので、「粗大ゴミ」として取り扱われることになります。
このように、コーヒーメーカーの大きさによって、不燃ゴミか粗大ゴミか異なるので、まずは、お持ちのコーヒーメーカーの大きさを確認してみるとよいですね。
それでは、コーヒーメーカーの大きさで、不燃ゴミか粗大ゴミか確認できたので、すぐにゴミに出せるかというと、実は、そんなに簡単にはいかないんですよね。
自治体によっては、コーヒーメーカーを不燃ゴミや粗大ゴミとして処分できない場合があるんです。
コーヒーメーカーは小型家電リサイクル法の対象品目
それはなぜかと言うと、コーヒーメーカーは「小型家電リサイクル法」に指定されている製品で、各自治体でその処分方法が決められているんですね。
この「小型家電リサイクル法」とは、対象となる家電製品の中に含まれる、鉄や金、レアアースなどの金属を取り出し再利用することで、環境汚染を防止するために制定された法律です。
コーヒーメーカーは、この法律の対象品目になっているのですが、具体的な回収方法は各自治体に任せられているんですね。
自治体によっては、不燃ゴミや粗大ゴミとして回収して、その後に分別するという方法を採用していたり、小型家電回収ボックスで回収する方法を採用していたり、その回収方法はさまざまです。
ですから、まずは、お住まいの自治体で、どのような方法でコーヒーメーカーを回収しているのかを問い合わせたり、ホームページで確認する必要があるんですね。
コーヒーメーカーを自治体に回収してもらう場合の処分方法
ここでは、各自治体による小型家電の回収方法を見てみましょう。
不燃ゴミや粗大ゴミとして処分する方法
まずは、不燃ゴミや粗大ゴミとして処分する方法ですね。
多くに自治体では、コーヒーメーカーの一辺の長さが30cm未満の場合は、「不燃ゴミ」として取り扱われます。
その場合の処分方法は簡単で、コーヒーメーカーをご家庭の不燃ゴミと一緒に処分することができますね。
これに対して、コーヒーメーカーの一辺の長さが30cmを超える場合は「粗大ゴミ」として取り扱われます。
そして、粗大ゴミとして処分するときは、多くの自治体では、以下のような手順で処分することが多いですね。
2.粗大ゴミ処理券取扱所(コンビニ等)で有料粗大ゴミ処理券を購入する。
3.処理券に必要事項を記載し、コーヒーメーカーに張り付け指定された収集日に収集場所に出す。
小型家電回収ボックスに投入する方法
次に、コーヒーメーカーを小型家電回収ボックスに投入し処分する方法です。
この場合は、小型家電回収ボックスを設置している場所までコーヒーメーカーを運んで、回収ボックスに投入すればOKです。
ただし、ボックスの投入口に入るものだけが対象となります。
ボックスの投入口は各自治体によって異なりますが、例えば、東京都渋谷区の場合は、投入口の大きさが28cm×13cmとなっています。
コーヒーメーカーは、これよりも大きいものが多いので、この小型家電回収ボックスを利用できない可能性が高いですね。
その場合には、今までどおり「不燃ゴミ」として出すことになりますが、一辺の長さが30cmを超えるものは「粗大ゴミ」となるので、その分別により処分することになります。
コーヒーメーカーを分解して処分できる!?
上記のように、コーヒーメーカーを粗大ゴミとして処分する場合には、300~500円くらいの費用がかかるんですね。
ここで、不用になったコーヒーメーカーを処分するのに費用をかけたくないという方もいるかもしれませんね。
その場合には、コーヒーメーカーをドライバーで各部品ごとに分解して、プラスチック・ガラス・金属などに分別して、それぞれゴミとして処分することもできます。
コーヒーメーカーをフリマアプリに出品して売却できる?
それでは、まだ使うことのできるコーヒーメーカーをフリマアプリに出品して売却することはできるでしょうか。
この点、中古のコーヒーメーカーはなかなか買い取りしてもらうのは難しいかもしれません。
と言うのは、コーヒーメーカーのようなキッチン家電は、中古品に抵抗のある人も多いので、なかなか売れにくいんですね。
また、コーヒーメーカーは着色しやすく、きれいに掃除をすることが難しいので、わざわざ中古品を購入しようという人が少なく、売れにくくなっているんですよね。
ただし、未使用品・未開封品や人気のブランドのコーヒーメーカーは売れる可能性があります。
コーヒーメーカーを不用品回収業者に回収してもらうには?
ここで、コーヒーメーカーを他の不用品と一緒に処分したいという場合には、不用品回収業者に依頼するのが、1番便利な方法だと思います。
不用品回収業者に依頼するメリットは、
・分別や解体、運搬・回収作業はすべて業者が行なってくれるので手間がかからない。
・土日や祝日など、希望の回収日を設定できる。
ただ、不用品回収業者の中には、悪徳業者もあるので選ぶ際には注意が必要ですね。
不用品回収業者の選び方としては、
・料金体系がわかりやすい
・会社の所在地を確認できる
ということをチェックするとよいですね。
不用品を回収してもらうときには、その費用の見積もり依頼をしてもらうことが大切ですが、個別に優良な不用品回収業者を探して依頼するのは大変ですよね。
この点、「エコノバ」では、
・調査依頼も簡単で、無料で1分で完了。
・1回の情報入力で複数の業者に見積もり依頼ができる。
ですから、料金やサービスの比較を簡単に検討することができるので、きちんと納得したうえで不用品の回収を依頼することができるので安心ですよね。
こちらの一括査定サービスを利用してみるとよいのではないでしょうか。
まとめ
というわけで、コーヒーメーカーは粗大ゴミになるのかどうか、コーヒーメーカーの大きさや自治体による処分方法の違いなど、コーヒーメーカーの処分方法についてまとめてみました。
コーヒーメーカーの処分方法としては、
・不燃ゴミや粗大ゴミとして処分する方法
・小型家電回収ボックスに投入する方法
2.分解して処分する方法
3.フリマアプリに出品して売却する方法
4.不用品回収業者に依頼して回収してもらう方法
という方法があるんですね。
この中から、ご自分に合った処分方法を選んで、コーヒーメーカーの処分をするようにするとよいのではないでしょうか。