最近では、プリンターの種類も増えてきて、さまざまな機能を搭載しているものもあり、どのプリンターを選んだらよいのかと悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな方の中には、普段はあまり家庭用プリンターを使うことはないけれど、年賀状は自分で印刷するので、年賀状印刷に向いているプリンターを探しているという方もるかもしれませんね。
そこで、今回は、
・年賀状印刷に向いているプリンターを選ぶ際の5つのポイント
・年賀状印刷に向いているおすすめのプリンター厳選3選!
についてまとめてみました。
年賀状印刷向きのプリンターの選び方 5つのポイントとは?
ここでは、年賀状印刷に最適なプリンターの選び方を5つのポイントに分けてご紹介しますね。
プリンターの色の再現性はどうか?色数の多いものを選ぶ
年賀状を印刷するときに、まず気になる点は「キレイに印刷できるか?」ということではないでしょうか。
年賀状に写真やイラストを印刷する場合に、デザイン通りにキレイに印刷するためには、色の再現性が重要になってきます。
この色の再現性は、プリンターのインクの色数が多いものの方が再現性が高くなるので、年賀状印刷に向いたプリンターを選ぶ際には、このインクの色数が4色・5色・6色のうちどれなのかを考慮することが大切になります。
プリンターのインクは染料 or 顔料?それともハイブリッドか?
次に、プリンターのインクの種類には、染料インクと顔料インク、それら2つを組み合わせたハイブリッドインクの3種類があります。
染料インクは、水に溶ける性質を持っているので、印刷した際にインクが紙に染み込み、色が鮮明で光沢が出やすいので、写真やイラストの印刷に適しています。
顔料インクは、粒子が大きく、水に溶けにくい性質を持っているので、インクが紙に浸透せず、紙の表面に定着するので、印刷がにじみにくく、文字がくっきりと鮮明に印刷でき、文字印刷に適しています。
そして、これら2種類の特徴を併せ持つのが、ハイブリッドインクになります。
発色がよく画像印刷に適している染料インクと、文字印刷に適している顔料インクを併用するので、写真やイラストなどの画像と文字の両方をキレイに印刷することができます。
画像と文章が混在する年賀状の印刷には、染料+顔料インクを併用するハイブリッドインクのプリンターが最適です。
プリンターの印刷コストを比較することも重要
最近は、プリンター本体の価格も比較的安価なものが増えてきていますが、ここで考慮しなければいけないのが、印刷コストです。
いくらプリンター本体が安くても、印刷するのにかかる費用が高ければ、家庭用プリンターとして、お得とは言えませんよね。
ですから、家庭用プリンターを選ぶ際には、この印刷コストを比較することも重要になります。
プリンターはスマホから直接印刷できるものか?
年賀状アプリで年賀状を作った場合には、スマホから直接印刷できるプリンターがよいですよね。
そこで、年賀状を印刷するプリンターを選ぶ際には、スマホから直接印刷できるかどうかを考慮することも大切になります。
プリンターの置き場所は?家庭用プリンターはサイズも考慮
また、家庭用プリンターを選ぶ際には、プリンターの置き場所も考えておく必要がありますね。
サイズが大きいものだと置き場所に困りますから、なるべくコンパクトサイズのものがよいですよね。
ですから、家庭用プリンターを選ぶときには、プリンターのサイズもしっかりと確認しましょう。
年賀状の印刷に最適のプリンター おすすめ厳選3選!
年賀状を印刷するためのプリンターを探している方は、
・プリンター本体ができるだけ安いものがよい。
・画像も文章もキレイに印刷できる。
・ランニングコストが安いものがよい。
・スマホからも直接印刷ができる。
・コンパクトサイズのものがよい。
このようなプリンターを探しているという方が多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは、年賀状の印刷に最適のプリンターを3つ厳選してご紹介しますね。
コスパ最強!Epson Colorio PX-049A
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PX-049Aは、4色のインクすべてが顔料インクなので、ブラックの文字だけではなく、カラーの文字や絵・図・罫線などもくっきりにじみにくくシャープに印刷することができます。
写真用紙でないとにじみやすい染料インクと比べると、PX-049Aは、顔料インクを使用しているので、普通紙でもくっきりと印刷することができ、雨に濡れてもにじみにくいので、年賀状などの郵便物でも安心して使うことができます。
印刷コストは、L判・写真用紙<光沢>の場合は、約27.5円、A4カラー文書の場合は、約13.8円となっています。
また、無線LAN対応なので、プリンターをパソコンの横に固定する必要もなく、どこにでも置くことができ、家族皆で使うことができます。
そして、専用アプリの「Epson iPrint」を使えば、スマホの写真や文書もどこからでも簡単にキレイに印刷することができます。
サイズも幅390mm×奥行300mm×高さ145mmと、コンパクトなので、プリンターの置き場所にも困りません。
確かに、上位機種のプリンターと比べると、画質は劣りますが、顔料インクなのでにじまずくっきり印刷できますし、耐水性にとても優れています。
しかも、この価格で、無線LANにも対応している点も見逃せません。
ですから、主に、年賀状を印刷するためにプリンターを使用するという場合には、必要十分な機能を備えていて、この価格ですから、コストパフォーマンスも最高と言えるのではないでしょうか。
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iP7230は、5色のハイブリッドインクを使用していて、写真をキレイに印刷する染料ブラックインク、文字をくっきり印刷する顔料ブラックインクの両方を搭載しているので、写真用紙はもちろん、普通紙やはがきの宛名などもキレイに仕上げることができます。
印刷コストを減らせる「大容量インクタンク」に対応しているので、印刷コストを削減することができ、インク交換の回数も減らすことができます。
印刷コストは、L判写真の場合は、大容量インクタイプは約14.6円、標準インクタイプは約18.6円、A4普通紙の場合は、大容量インクタイプは約8.1円、標準インクタイプは約10.3円となっています。
そして、独立インクタンクシステムを採用しているので、1色ごとにインクを交換することができるので、すべてのインクを無駄なく使い切ることができてとても経済的です。
また、Wi-Fiプリントにも対応しているので、スマホから直接印刷することもできます。
さらに、用紙のセットが「前面2段カセット給紙」なので、置き場所に背面のスペースがいらず、サイズも、高さ約128mmのロースタイルなので、本棚やサイドボードなどに余裕を持って置くことができます。
年賀状をキレイに印刷したいけれど、ランニングコストも安いものがよいという方にとっては、印刷コストも安く、独立インクタンクシステムを採用しているCanon PIXUS iP7230は、かなりコスパがよいプリンターと言えるのではないでしょうか。
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EP-880Aは、エプソンが独自に開発した「つよインク」という6色の染料インクを使用していて、写真も文字も高画質でキレイに印刷することができます。
一般的に、染料インクは、日光などの光に弱いという特徴を有していますが、この「つよインク」は、光に対する耐性もあり、年賀状印刷に適していると言えます。
印刷コストは、L判写真の場合は、増量タイプカートリッジ使用時には約20.6円、標準カートリッジ使用時には約26.5円、A4カラーの場合には、増量タイプカートリッジ使用時に約12.0円となっています。
また、Wi-Fiプリントにも対応しているので、スマホの写真やデータを手軽に印刷することができます。
そして、サイズも、349mm×340mm×142mmと、コンパクトサイズなので置き場所にも困らず、書斎のデスクサイド、リビングの棚など、スペースを取らずに置くことができます。
写真も文字も高画質でキレイに印刷できますし、スマホからも直接印刷することができるので、年賀状印刷に適しているプリンターと言えるのではないでしょうか。
印刷スピードも約13秒という速さなので、たくさん年賀状を印刷するという方でもストレスを感じずに快適に使用することができますね。
関連記事Epson EP-880Aレビュー 年賀状の写真や文字はキレイ?Wi-Fi接続は?まとめ
というわけで、年賀状印刷に向いているプリンターを選ぶ際には、
・色の再現性が高いか(色数の多いものを選ぶ)
・インクの種類は何か(染料 or 顔料 or ハイブリッド)
・ランニングコストは安いか
・スマホから直接印刷できるか
・サイズが小さいか
ということを考慮して、最適なプリンターを選ぶようにするとよいでしょう。